昆虫ゼリー・温度管理・転倒防止・ダニ対策など、 成虫飼育でよくいただくご質問をご案内します。
羽化して間もない成虫は、体が十分に成熟するまで昆虫ゼリーをほとんど食べないことがあります。
また、飼育環境が変わった直後や気温が低いときも、活動量や食べる量が少なくなる場合があります。
成虫が元気に動いており、体に明らかな異常がなければ、新しい昆虫ゼリーを用意しながら静かに様子を見てください。
長期間まったく食べず、動きが極端に少ない場合は、飼育温度や昆虫ゼリーの状態、成虫の体の様子をご確認ください。
気温が低い時期や羽化直後、飼育ケースへ移した直後は、食欲が落ちることがあります。
古くなった昆虫ゼリーは新しいものへ交換し、ケースを直射日光の当たらない静かな場所で管理してください。
昆虫の種類や個体によって、ゼリーの硬さや風味に好みが見られることもあります。状態に問題がなければ、別の種類の昆虫ゼリーを試す方法もあります。
昆虫ゼリーが食べやすい高さに置かれているか、エサ皿の周囲に足場があるかも確認してください。
昆虫ゼリーがなくなった場合や、汚れ・乾燥・変色などが見られる場合は、新しいものへ交換してください。
夏場は昆虫ゼリーが傷みやすく、コバエや雑菌の発生にもつながるため、毎日状態を確認することをおすすめします。
食べ残しがあっても、マットや排せつ物で汚れている場合は交換してください。
成虫がいつでも新しい昆虫ゼリーを食べられる状態にしておくことが大切です。
輸送中の振動や温度変化などによって、昆虫ゼリーの水分が容器の外へにじむ場合があります。
容器やフィルムに破損がなく、内容物に変色・異臭・カビなどが見られない場合は、外側を清潔に拭き取ってからご使用いただける場合があります。
容器が割れている場合や、フィルムが開いている場合、内容物の状態に異常がある場合は使用しないでください。
未開封の商品に明らかな破損や大量の液漏れがある場合は、商品の状態が分かる写真を添えてお問い合わせください。
カビが見られる昆虫ゼリーは使用せず、すぐに取り除いて新しいものへ交換してください。
開封後の昆虫ゼリーは、食べ残しやマット、水分などの影響によってカビが発生することがあります。
エサ皿や周囲のマットも汚れている場合は、あわせて清掃または交換してください。
未開封の商品にカビが見られる場合は、商品・賞味期限・製造番号などが分かる写真を添えてお問い合わせください。
カブトムシやクワガタムシの多くは夜行性で、昼間はマットの中や木の下でじっと休んでいることがあります。
気温が低いときや羽化して間もない時期も、動きが少なくなる場合があります。
脚や触角がわずかに動く、夜間に昆虫ゼリーを食べているなどの様子が見られる場合は、静かに様子を見てください。
何度も強く触ったり、ケースを揺らしたりせず、飼育温度が高すぎないか、または低すぎないかをご確認ください。
ケース内に足を掛ける場所が少ないと、成虫がひっくり返った際に自力で起き上がれないことがあります。
長時間起き上がれない状態が続くと、体力を消耗して弱る原因になります。
のぼり木・エサ皿・樹皮・転倒防止材などを設置し、ケース内のどこで転倒しても足を掛けられる環境を整えてください。
特にヘラクレスオオカブトなどの大型種では、体格に合った大きめの足場を複数設置することが大切です。
明るい時間帯や、周囲の音・振動などで落ち着かない場合は、身を隠すためにマットへ潜ることがあります。
また、クワガタムシの中には日中をマットや樹皮の下で過ごす種類もいます。
自然な行動であることが多いため、昆虫ゼリーを食べており、体に異常がなければ問題ありません。
必要以上に掘り起こさず、直射日光の当たらない静かな場所で管理してください。
ケース内が高温多湿になっている場合や、昆虫ゼリーの食べ残し、汚れたマットなどがあると、ダニが増えやすくなることがあります。
成虫に付着しているダニが少ない場合は、柔らかい筆や綿棒などを使い、成虫を傷つけないようにやさしく取り除いてください。
ダニが多い場合は、昆虫ゼリー・マット・転倒防止材を交換し、飼育ケースとエサ皿を清掃してください。
ケース内の水分が多すぎないか、通気が不足していないかも確認してください。
成虫を水に浸したり、強くこすったりすることは避けてください。
はい。防ダニ消臭マットは、カブトムシやクワガタムシの成虫管理用としてご使用いただけます。
ヒノキを主原料としており、ケース内のにおいやダニ対策を補助する成虫用マットです。
産卵用や幼虫育成用のマットではありませんので、成虫管理以外の用途には使用しないでください。
また、発酵マットなどのほかのマットと混ぜず、単独でご使用ください。
昆虫の種類や個体によっては、ヒノキ特有の香りを避ける場合があります。初めて使用する際は、成虫の様子をご確認ください。
昆虫ゼリーの食べ残しや汚れたマット、水分の多い環境などにより、コバエが発生することがあります。
発生した場合は、古い昆虫ゼリーや汚れた部分を取り除き、必要に応じてマットを交換してください。
飼育ケース・エサ皿・転倒防止材も清掃し、清潔な状態へ戻してください。
コバエ防止シートや目の細かい通気シートを使用することで、ケース内への侵入を抑えやすくなります。
殺虫剤は昆虫にも影響を与える可能性があるため、飼育ケースの近くでは使用しないでください。
交尾や産卵を目的とする場合は、一定期間、オスとメスを同じケースで管理することがあります。
ただし、オスがメスを追い回したり、昆虫同士が傷つけ合ったりする場合があります。
ケンカや追い回しが見られる場合は、すぐに別々のケースへ分けてください。
交尾や産卵を目的としない場合は、基本的に1頭ずつ飼育すると管理しやすくなります。
成虫が弱ったり死亡したりする原因として、次のようなものが考えられます。
昆虫は自然の生き物であるため、見た目だけでは原因を特定できない場合もあります。
飼育温度・昆虫ゼリー・足場・マットの水分量などを確認し、今後の飼育環境を見直してください。
成虫の寿命は、昆虫の種類・性別・羽化時期・飼育温度・活動量などによって大きく異なります。
国産カブトムシは、一般的に夏から秋頃まで活動します。
国産クワガタムシの中には、成虫として数か月から1年以上生き、越冬する種類もいます。
外国産種も種類によって寿命が異なるため、一律には判断できません。
昆虫ゼリーを切らさず、高温・乾燥・転倒を防ぎ、安定した環境で管理することが大切です。
外国産のカブトムシやクワガタムシは、種類によって適した温度や湿度が異なります。
高温や極端な乾燥に弱い種類もいるため、飼育している種類の適温を確認し、温度変化の少ない場所で管理してください。
ヘラクレスオオカブトなどの大型種は、体を十分に動かせる大きさのケースを使用し、丈夫なのぼり木や転倒防止材を複数設置してください。
角や脚がケースのふたや壁に引っ掛からないよう、ケース内の高さや配置にもご注意ください。
昆虫ゼリーは切らさず、種類や体格に合ったエサ皿を使用してください。
成虫を健やかに飼育するためには、次の点にご注意ください。
昆虫の種類に合ったケースと飼育用品を用意し、落ち着いて過ごせる環境を整えることが大切です。