必要な用品・ケースの準備・温度管理・毎日のお世話など、 カブトムシ・クワガタムシを初めて飼育する方へ基本をご案内します。
カブトムシやクワガタムシの成虫飼育では、基本的に次の用品をご用意ください。
幼虫を飼育する場合は、幼虫の種類や成長段階に合ったマットと、十分な深さのある飼育容器が必要です。
成虫用マットと幼虫用マットでは用途が異なるため、購入前に商品説明をご確認ください。
成虫飼育の基本はよく似ていますが、昆虫の種類によって、適した温度・マット・ケースの大きさ・越冬の有無などが異なります。
カブトムシは体が大きく活発に動くため、十分な広さと高さのあるケース、丈夫な足場を用意してください。
クワガタムシは樹皮やマットの中へ隠れることが多いため、身を隠せる場所を用意すると落ち着きやすくなります。
幼虫飼育では、カブトムシ用とクワガタムシ用で適したマットが異なるため、必ず種類に合った商品を選んでください。
昆虫がケース内で向きを変えたり、歩いたりできる大きさを選んでください。
ケースが小さすぎると、昆虫がふたや壁へぶつかる、転倒しやすくなる、角やあごを傷つけるなどの原因になります。
ヘラクレスオオカブトなどの大型種には、体長と角の長さを考慮し、余裕のある大型ケースを使用してください。
基本的には、昆虫1頭につき1つの飼育ケースを用意すると、ケンカや負傷を防ぎやすくなります。
直射日光が当たらず、温度変化の少ない、静かな室内で管理してください。
次のような場所は高温や急激な温度変化が起こりやすいため、避けてください。
夏場は短時間でもケース内が高温になることがあります。室温とケース内の状態をこまめに確認してください。
昆虫ゼリーがなくなった場合や、汚れ・乾燥・変色などが見られる場合は、新しいものへ交換してください。
夏場は傷みやすいため、毎日状態を確認することをおすすめします。
食べ残しがあっても、マットや排せつ物で汚れている場合は、早めに取り除いてください。
昆虫ゼリーを切らさず、成虫がいつでも食べられる状態にしておくことが大切です。
成虫飼育では、マットの汚れやにおいが気になり始めた頃が交換の目安です。
昆虫ゼリーの食べ残しや排せつ物で汚れた部分は、全体を交換する前でもこまめに取り除いてください。
幼虫飼育では、フンが増え、食べられるマットが少なくなった頃が交換の目安になります。
マット交換の時期は、昆虫の種類・幼虫の大きさ・容器・温度などによって異なります。
蛹化が近い幼虫は、マット交換や掘り返しによって蛹室を壊す場合があるため注意してください。
マットが乾燥している場合は、霧吹きなどで少量ずつ加水してください。
手で軽く握るとまとまり、指で触るとほぐれる程度が一般的な水分量の目安です。
一度に大量の水を加えると、過湿・蒸れ・再発酵・コバエなどの原因になることがあります。
握ったときに水がにじむ場合は、水分が多すぎる可能性があります。
長時間のお世話は必要ありませんが、毎日短時間でも状態を確認することをおすすめします。
成虫飼育では、次の点を確認してください。
幼虫飼育では、頻繁に掘り出す必要はありません。ケース側面やマットの状態を確認し、静かに管理してください。
必要なときに短時間、やさしく触れる程度であれば問題ありません。
成虫を持つときは、角・あご・脚を引っ張らず、体の側面をやさしく支えてください。
クワガタムシは、指を強く挟むことがあります。特に大型のオスを扱う際はご注意ください。
幼虫は体が柔らかく傷つきやすいため、手で強くつかまず、周囲のマットごとスプーンなどで移してください。
触った後は、石けんで手をよく洗ってください。
はい。カブトムシやクワガタムシは観察しやすく、お子様にも人気のある昆虫です。
ただし、昆虫ゼリーの交換、温度管理、ケースの清掃などは、保護者の方と一緒に行ってください。
昆虫を強くつかむ、角や脚を引っ張る、ケースを振るなどの行為は避けてください。
生き物を毎日観察し、変化を記録することで、命の大切さや自然への興味を育む機会にもなります。
オス同士を同じケースへ入れると、ケンカによって角・あご・脚などを傷つけることがあります。
オスとメスでも、オスがメスを追い回し、負担をかける場合があります。
交尾や産卵を目的としない場合は、基本的に1頭ずつ別のケースで飼育することをおすすめします。
同居させる場合は、広いケースと十分なエサ、複数の隠れ場所や足場を用意し、ケンカが見られたらすぐに分けてください。
カブトムシやクワガタムシの多くは夜行性で、昼間はマットの中や木の下で休むことがあります。
夜間に昆虫ゼリーを食べている、ケース内を動いた形跡がある場合は、自然な行動と考えられます。
昼間に動かないからといって、何度も掘り出したり、ケースを揺らしたりしないでください。
長期間まったく食べず、脚や触角にも反応がない場合は、飼育温度や成虫の状態をご確認ください。
外国産種も飼育できますが、国産種に比べて温度管理やケースの大きさなどに注意が必要な場合があります。
ヘラクレスオオカブトなどの大型種は、体や角を十分に動かせる大型ケースと、丈夫な転倒防止材が必要です。
また、種類によって適した温度が異なるため、夏や冬にエアコンなどを使った温度管理が必要になる場合があります。
初めての方は、国産カブトムシや国産クワガタムシから飼育を始め、基本的なお世話に慣れてから外国産種へ挑戦する方法もおすすめです。
冬の過ごし方は、昆虫の種類によって異なります。
国産クワガタムシの中には、成虫の状態でマットや朽木の下に潜り、冬を越す種類がいます。
国産カブトムシの成虫は、一般的に冬を迎える前に寿命を迎えますが、幼虫はマットの中で冬を過ごします。
外国産種は、冬でも一定の温度を保つ必要がある場合があります。
すべての昆虫が同じ方法で越冬するわけではないため、飼育している種類の特徴をご確認ください。
カブトムシやクワガタムシは力が強く、ケースのふたを押し上げることがあります。
ふたが確実に閉まる飼育ケースを使用し、ロック部分に破損がないかをご確認ください。
ただし、逃げないようにするために通気口を完全にふさぐことは避けてください。
のぼり木や足場がふたのすぐ近くまで届いていると、脱走しやすくなる場合があります。ケース内の配置にもご注意ください。
飼育方法・商品選び・昆虫やマットの状態など、ご不明な点がある場合は、お問い合わせフォームをご利用ください。
お問い合わせの際は、次の内容をお知らせいただくと、状況を確認しやすくなります。
写真は、全体が分かるものと、気になる部分を近くから撮影したものをお送りください。
BuBuでは、初めて昆虫を飼育される方から、長く飼育を楽しまれている方まで、安心してお選びいただける商品づくりと情報提供を大切にしています。分からないことがありましたら、お気軽にご相談ください。
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