カブトムシは、成虫の飼育から産卵、幼虫、蛹、羽化まで、 成長段階によってお世話の方法が変わります。 それぞれの時期に合った環境を整えながら、成長を見守りましょう。
直射日光の当たらない場所で管理し、 成虫には昆虫ゼリー、幼虫には成長段階に合ったマットを用意します。 飼育ケースの中が極端に乾燥したり、水分が多くなりすぎたりしないよう、 日々の状態を確認することが大切です。
※カブトムシは種類によって、適した温度や産卵環境、成長期間などが異なります。 本ページでは、カブトムシ飼育の基本的な考え方をご紹介しています。
step 01
成虫の飼育には、カブトムシの大きさに合った飼育ケースを用意します。 ケースの底には成虫飼育用のマットを敷き、転倒したときにつかまれる木や転倒防止材を入れておきます。
エサには昆虫ゼリーを使用し、食べ残しや汚れが目立つ場合は交換します。 ケース内は清潔に保ち、直射日光の当たらない場所で管理してください。
カブトムシは力が強く、ケース内でひっくり返ることがあります。 木片や転倒防止材を入れ、つかまって起き上がれる環境を作っておくと安心です。
step 02
産卵させる場合は、産卵に適したマットをケースに入れて準備します。 マットの水分を確認し、ケースの下部はある程度しっかりと詰め、 上部は少しやわらかめに整えます。
メスが落ち着いて潜れるよう、ケース内を頻繁に触りすぎないことも大切です。 産卵期間中も昆虫ゼリーを切らさないようにしてください。
水分が多すぎる状態は避けてください。 手で軽く握ったときにまとまり、強く水がにじみ出ない程度を目安に状態を確認します。
step 03
産卵後は、卵や小さな幼虫を傷つけないよう注意して管理します。 初令幼虫は体が小さいため、粒子の細かなマットになじみやすく、 安定した環境で育てることが大切です。
幼虫が確認できても、必要以上に掘り返したり触ったりせず、 マットの乾燥や急激な温度変化に注意しながら見守ります。
step 04
幼虫が成長すると、マットを食べながら少しずつ大きくなっていきます。 幼虫の大きさや飼育数に合わせて、十分な量のマットを用意してください。
マットの減りやフンが増えてきたとき、またはマットの状態が悪くなったときは、 幼虫の様子を確認しながら交換します。
POINT 01
幼虫が十分に潜れる深さを確保し、 飼育数に対して余裕のある量を入れます。
POINT 02
極端な乾燥や過湿を避け、 マットの状態を定期的に確認します。
POINT 03
フンが増え、食べられる部分が少なくなってきたら、 マット交換を検討します。
POINT 04
直射日光を避け、 急激な温度変化の少ない場所で管理します。
step 05
幼虫が十分に成長すると、マットの中に蛹室を作り、蛹になる準備を始めます。 この時期にケースを大きく動かしたり、マットを掘り返したりすると、 作りかけの蛹室を壊してしまうことがあります。
幼虫の動きが少なくなり、蛹化が近いと感じたら、 マット交換や大きな環境変更は避け、できるだけ静かに管理します。
蛹になる準備に入った幼虫はとてもデリケートです。 状態確認のために何度も掘り返さず、ケースの外から様子を見守るようにします。
step 06
羽化した直後のカブトムシは、すぐに活動を始めるとは限りません。 体がしっかり固まるまで、蛹室の中で静かに過ごすことがあります。
自分から地上に出てきたら、成虫飼育用のケースへ移し、 昆虫ゼリーや転倒防止材を用意して成虫飼育を始めます。
support