幼虫を育てるときは、マットの量や水分、交換時期、 温度や置き場所など、安定した飼育環境を整えることが大切です。 成長の様子を見ながら、必要以上に触りすぎず育てていきましょう。
幼虫飼育では、種類や成長段階に合った飼育環境を整えることが大切です。 このページでは、主にマット飼育を行う場合の 「マットの量」「水分」「交換時期」「温度・置き場所」 「蛹になる前の管理」の5つを基本にご紹介します。
※クワガタムシは種類や飼育方法によって、菌糸ビンを使用する場合があります。 飼育する種類に合わせて、適した方法をお選びください。
point 01
幼虫はマットの中を移動しながら、マットを食べて成長します。 飼育容器には、幼虫が十分に潜れる深さと、 成長に必要な量のマットを用意してください。
幼虫が大きくなるほど食べる量も増えていきます。 幼虫の大きさや飼育数に合わせて、 ゆとりのある容器とマット量を確保することが大切です。
CHECK 01
幼虫がマットの中を自由に移動できるよう、 十分に潜れる深さを確保します。
CHECK 02
幼虫の数が多い場合は、 容器の大きさやマット量にも余裕を持たせます。
幼虫の種類や成長段階によって、適した粒子や発酵状態は異なります。 飼育する昆虫に合ったマットを選びましょう。
point 02
マットは乾燥しすぎても、水分が多すぎても、 幼虫にとって過ごしにくい環境になります。 使用前や飼育中は、マットの状態を確認してください。
水分を確認するときは、マットを手で軽く握って状態を見ます。 乾燥している場合は少量ずつ水分を加え、 全体が均一になるようになじませます。
DRY
マットがパサパサしてまとまらない場合は、 少量ずつ加水して状態を整えます。
WET
水がにじむほど湿っている場合は、 過湿にならないよう注意します。
加水するときは、一度に多くの水を入れるのではなく、 少量ずつ加えてよく混ぜ、マット全体の状態を確認しながら調整してください。
point 03
幼虫がマットを食べていくと、少しずつフンが増え、 食べられるマットの量が減っていきます。 マットの状態を確認しながら、必要に応じて交換します。
交換の時期は、幼虫の種類や大きさ、飼育容器、 マットの量などによって異なります。 日数だけで判断せず、実際のマットの状態を見ることが大切です。
SIGN 01
マットの中にフンが目立ち、 食べられる部分が少なくなってきたら交換を検討します。
SIGN 02
幼虫が食べてマット量が減ってきた場合は、 状態を確認しながら新しいマットを用意します。
SIGN 03
マットの状態やにおいなどに大きな変化がある場合は、 飼育環境を確認します。
SIGN 04
交換時には幼虫の成長も確認し、 次の成長段階に合ったマットを選びます。
使用していたマットの状態に問題がなければ、 幼虫の周囲にあった古いマットを少量、新しいマットになじませる方法もあります。 ただし、状態が悪いマットは混ぜないでください。
point 04
幼虫の飼育ケースは、直射日光の当たらない場所に置きます。 日差しの当たる場所では、ケース内の温度が急激に上昇することがあります。
また、暖房・冷房の風が直接当たる場所や、 一日の中で温度が大きく変化する場所も避け、 できるだけ安定した環境で管理しましょう。
PLACE 01
窓際など日差しが直接当たる場所は避け、 日陰の安定した場所で管理します。
PLACE 02
急な温度変化が起こりにくい場所を選び、 落ち着いた環境を保ちます。
カブトムシ・クワガタムシは、種類によって適した飼育温度が異なります。 特に外国産種などを飼育する場合は、その種類に合った温度環境を確認してください。
point 05
幼虫が十分に成長すると、蛹になるための準備を始めます。 マットの中に蛹室を作り、その中で蛹へと変化していきます。
この時期にマット交換をしたり、ケースを大きく動かしたり、 マットを掘り返したりすると、 作りかけの蛹室を壊してしまうことがあります。
幼虫の動きが少なくなるなど、蛹化が近いと思われる場合は、 大きな環境変更を避け、静かに見守りましょう。
蛹化前は幼虫にとって大切な時期です。 状態確認のために何度も掘り返すことは避け、 ケースの外から様子を確認するようにします。
basic points
01
幼虫が潜り、食べて成長できる量を確保します。
02
乾燥しすぎ・湿りすぎの両方に注意します。
03
日数だけでなく、フンやマットの状態から判断します。
04
特に蛹化が近づいたら、静かな環境で見守ります。
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